28歩目 盲導犬と信号を渡るってこういうこと
盲導犬は信号の色を判断して渡っていると思うやろ? そうとは違うんよ。犬は白黒しかわからないと言われてるから、音響号機のあるところやったら、青になったら音で教えてくれるやろ。だからな、音響信号機の音を聴いて渡るんよ。音響が無い場合は、盲導犬使用者が、車の流れの音や人間の足音、自転車の音を聴いて渡るんやで。例えば私が渡る方向の車がエンジンを付けたまま止まっていたら赤やなあと判断をするんやで。盲導犬と歩く時もな、耳で周りの音を聴きながら足で平坦な道か坂道かじゃり道かなどを判断して歩いて、盲導犬に指示をするんよ。
点字ブロックのある所を見つけたら、今私はどこそこを歩いているんやなと感じながら歩けるんよ。雨降ったら、傘を差して歩くやろ? そしたら雨が傘に当たるからな、周りの音が聴こえにくくなるんよ。方向も分からんようになることが多いんよ。だから道に迷ってしまって、誰かに道を聞いてな、目的地まで案内して貰うことも多いんやで。信号を渡る時は、雨の音で音響の音が分からんかったり、そもそも音響がないと、車の流れや人間の足音などわからなくて、信号を渡れないこともあるんよ


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